先日、息子と『サウンド・オブ・ミュージック』の話になりました。
社会人となり、最近は海外出張も多い息子。
飛行機の中でこの映画を何度も見ているそうで、
「やっぱり本当にいい映画だよね。音楽も素晴らしいよね」
と、嬉しそうに話してくれました。
息子が小さかった頃、我が家では『サウンド・オブ・ミュージック』を何度も見ていました。
大好きな映画なので「この音楽はね」「この場面はね」なんて、私がいろいろ解説しながら(笑)。
家の中でも、いつも何かしら音楽が流れていました。
クラシックだったり、イージーリスニングだったり。
もちろん息子自身が好きな流行りの音楽も流していました。
特別に「音楽を聴かせなくちゃ」と思っていたわけではなく、
私自身が音楽を聴くのが好きだったので、
自然と音楽のある暮らしになっていたのだと思います。
息子は小さい頃から大学生になるまでピアノを弾いていましたが、
今は弾いていません。
またいつか弾くことがあるかもしれませんが、それはわかりません。
でも、大学ではアカペラサークルに入り、社会人になった今でも、
その仲間たちと歌い続けています。
クラシックも、今流行りの曲も大好き。
さまざまなジャンルの音楽を聴いて楽しんでいるようです。
今では「No Music, No Life」と断言できるほど、
彼にとって音楽はなくてはならない存在になっています。
ピアノは今は弾いていないけれど、音楽が大好きで、
大人になった今も音楽を楽しんでいる。
それが、私はとても嬉しいのです。
小さい頃に何度も耳にした音楽、繰り返し見た映画。
その時はどれだけ心に残っているのかわからなくても、
大人になって改めて触れた時に、その素晴らしさを感じることがある。
子どもの頃の音楽との出会いって、そういうものなのかもしれません。
ピアノを習うことは、もちろんピアノが弾けるようになるためでもあります。
でも、それだけではないと思っています。
好きな音楽があること。
音楽を聴いて心が動くこと。
そして、自分でも音楽を表現する喜びを感じられること。
大人になっても音楽を楽しめること。
そんな豊かさを、レッスンを通して生徒さんたちへ届けられたら…
息子の話を聞きながら、改めてそんなことを思いました。
皆さんにも、心に残っている音楽との出会いがあるのではないでしょうか?

